- じょうげん
- I
じょうげん【上元】三元の一。 陰暦正月一五日の称。IIじょうげん【上弦】新月から満月に至る中間頃の月。 陰暦七日, 八日頃, 太陽との黄経差が九〇度になる時の月。 月の右半分が膨らみ, 入りの際半月の弦が上向きとなる。⇔ 下弦IIIじょうげん【上限】(1)上の方の限界。
「必要経費は, 一〇〇万円を~として認める」
(2)時代の, 古い方の限界。「この種の石器は紀元前一万年を~とする」
(3)〔数〕 実数の集合の上界の最小元。⇔ 下限IVじょうげん【承元】年号(1207.10.25-1211.3.9)。 建永の後, 建暦の前。 土御門(ツチミカド)・順徳天皇の代。Vじょうげん【貞元】年号(976.7.13-978.11.29)。 天延の後, 天元の前。 円融天皇の代。 ていげん。VIじょうげん【鄭玄】〔「ていげん」とも〕(127-200) 中国, 後漢の訓詁(クンコ)学者。 字(アザナ)は康成。 馬融に師事。 古文学を確立, 漢代経学の集大成を行なった。 「易経」「尚書」「周礼(シユライ)」などに注を施した。 著「六芸論」「駁五経異義」など。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.